どうも、Junです。
日曜日の休みを利用して自宅があるホーチミン市からカンボジアとベトナム国境付近にあるモクバイ に日帰りで旅行に行ってきたので皆さんとシェアしたいと思います。
ホーチミン市の自宅からモクバイ まではグーグルマップで一時間半とあったので、40マン円の単車も買った事だしノリで行きました。
出発前の日曜日の早朝、私は行きつけの喫茶店でモクバイ についてネットで情報を探していました。
ネット上では、顔写真+35usd(VISA)が必要と書かれてたので、その二つを用意した後、朝9時にモクバイ に向けて出発しました。
モクバイ までの道のりは至ってシンプル、というか文字通り一本道です。 モクバイ 着くまで右左折した記憶がないくらいです。
ひたすら真っ直ぐです。ひったすらです。
走り出して30分後にクチ(củ chi)という時計台がある比較的空気が綺麗な県を通過します。
クチ(củ chi)を過ぎると、しばしのどかな風景がちらほらと目にできます。牛さんを見かけたりします。 そんな風景の中、バイクを走らせて30分後にはタイニン省に入ります。のどかな風景から一変して、そこはもうThe TOWNです。お店が軒を連ねていて、気持ちもそろそろカンボジアに着くんじゃないかとワクワクしてきました。
ベトナム国境に到着 時刻10:20
さぁバイクを手で押してベトナム国境に入り、出国手続きを済ませます。お昼前だからなのか、やたら人で混雑してます。 一番右のカウンターに向かい、パスポートとヘルメット片手に列に並びます。 10分経過、、 30分経過‥ 待てと暮らせど一歩も前に進みません。 最前列に目をやると、なんと割り込みが横行してるではないですか。しかも割り込みしようとしてる人の両手には大量のパスポートが見えます。 そういえば、バイク停めてからカウンターの列に並ぶまでに少なくとも5人には声をかけられたな。 何でも「10ドルくれたら俺が代わりに出国スタンプとってきてやる。」とのことでした。自分はそういう人達には丁重にお断りしたのですが、さっき俺に声をかけて来たやつの両手に大量のパスポートがあって、そいつが最前列で割り込みしてるってことは、自分以外の人らがそいつに10ドル渡してお願いしてるんだと判明したので列に並んでるのが馬鹿馬鹿しく感じて、踵を返して出入り口付近の喫茶店で休むことにしました。
レッドブルを喉に流し込みながら、IPADでキングダムを読んでいると間もなくお昼時間になっていたので、会計を済まし、カウンターを覗き込むと、なんとガッラガラです。
しめた、と思うと同時に次来るときはこの時間帯にしようと念を押して頭に記憶させました。
さぁ出国手続き完了です。
次のステージはカンボジア入国手続きです。
バイクにエンジンをかけ、勢いよくカンボジア国境に入り込みます。
そしてカンボジア国境施設の中間あたりにバイク置き場が目に入ったので、慣れた手付きでそこにバイクを駐車します。 その駐車場の横に係員がいたので間髪入れず「パスポート!ビザ!」と二言をぶつけます。 すると、「Tourist Visa? ok , give me 35 usd」
と言ってきたので、お、話がわかる奴だなと思いながらその二つを手渡します。
写真は不要だと言われました。
はい、カンボジア入国手続き完了、そしてバイクにエンジンをかけ勢いよく回転数を上げてその場を離れます。余談ですが、このベトナム国境とカンボジア国境にいた間に私のバイクを目にした人たちから「お前のバイク、カッケェーな!」と幾度となく言われテンション上がりました。余談以上。
モクバイ 到着 12:30
モクバイ に入って間も無く目にしたのがこれです。分かりますかね?
兎に角、砂塵が凄いのなんの!!
道は砂や砂利で一面覆われていて走りにくい上にデッカいトラックやコンテナ車がバンバン通るから砂塵で視界がかなり制限されてしまっていて、バイク運転するのも一苦労でした。舗装も大型車の往来で穴ボコ状態でした。これには少し驚きました。
そしてそれ以上にアッツい!!汗
モクバイ に入ったのが昼の一時前後だから太陽が真上に来てる時間で既に滝汗状態。
どっか涼み場所ッー。とセンサーをビンビンにしてたらデッカい建物を目にしたので見上げると、ラスベガスカジノとありました。
まぁ涼みに入ってみるかー。と軽い気持ちで入りました。 バイクを停めて駆け足で建物内に入り込みました。 ふぅ〜。暑かった〜。と落ち着きながらカジノ内部を散策してると、一人のオジさんに声をかけられました。 何でもカジノ内をおれが案内してやるから後でチップをくれとのこと。
即、丁重にお断りしてその場を離れたにも関わらず、そのオッさんがしつこく後をつけてきます。
トイレに逃げ込み、少しきばってからトイレから出ると、そのオッさんが目の前にいるではないですか! よし、バイクを出してその辺のレストランに行こうと近くのレストランにいって椅子に腰掛けてメニューを見てたら、なんか気配を感じたのでパッと顔を上げると、そのオッさんが目の前に座ってるではないですか! 執念深いやっちゃなぁ〜と毒付いてたら、そのオッさんは俺の嫌悪感に気づいたのか、「No customer , give me 20usd、then I go home」 と言いだしてきました。 はぁ? 何で俺がただで20ドル渡さないといけんの?ともう完全に呆れてしまい、そそくさバイクまで戻って、ちょっとこの辺ドライブしてくるからここで待っててと、告げてその場を後にしました。 が、またしても後ろからバイクで付いてきます。 100km近くまでスピードを上げます。つい先程いたカンボジア国境付近も完全に彼方にいってしまうくらい走りました。
そのおかげで例のオッさんは消え失せました。
そのまま走ってると右手にデッカいホテルがみえました。 舗装の悪い道を走ってるのも疲れてきたのでそのホテルの敷地内に入ることにしました。
しばしの休憩をとりました。
ビール+ポテチ+キングダムと最高の至福の時でした。 でもこの間も滝汗でした。ビールを飲むから大滝汗でした。
10分程度で休憩を切り上げて国境付近の別のカジノに行きました。 あーやっぱ涼しい。。しかもここは先みたいなオッさんが寄ってこない。
それにしても皆んな楽しそうにカジノで遊んでるなーも見てたら、自分もやってみたくなって五万円を軍資金にして挑戦してみることにしました。
モクバイ にあるどのカジノもブラックジャックは置いてないらしく、置いてたとしてもホント、テーブル一台とかでブラックジャック好きな人にとったら、モクバイ のカジノは楽しめないかもしれません、、 じゃぁブラックジャックの代わりになにがあるのかというと、バカラです。 あと3 ポーカーとバイブー、そしてスロットマシーン。どのカジノもこんな感じだと偉めの人が言ってました。
バカラしかルールを知らないので必然的にやるとしたらバカラです。
適当に人の少ないテーブルに座りました。賭け事スタートです。 一発目は50万丼をバンカーに賭けました。勝ちました。 二発目、70万丼をバンカーに賭けます。また勝ちました。三発目も四発目も連勝でベトナムドンが勢いよく増えました。連勝後すぐ店を後にしました。 そして、中華風水餃子を食べて 17時にモクバイ をサイゴンに向けて出発して、無事サイゴンに夜着きました。
- モクバイ の道路が舗装されるまで、空路でカンボジア入りした方が無難です。 バスで行くとなると、まぁ大変だと思いますよ。 想像以上に道路事情が悪いはずです。
- モクバイのカジノは、チップをしつこく乞う輩がわんさかいるから用心すべしです。今回のあのオジさんはかなりうざかったです。またカジノ側もそういう輩を撲滅しようとしないから手が焼ける。カジノってもっと優雅な空間なはずだと思うんだけどなー。
- カンボジア人と話す機会があったのですが、カンボジア人ってなんか不思議ちゃんというか、さすがKINGDOM OF WONDER と巷で呼ばれるだけあるなと思わずにはいられなかったです。 こっちは会話しようとしてるのに何か肩透かしされてるようで思うように会話ができなかったです。 カンボジア人は英語もてんで喋れないので留意を。
- beer という単語はまず通じないはずです。ビールの写真を指さして初めて理解されるレベルです。
モクバイ一人旅での収穫。
ベトナムはカンボジアに比べてとても素晴らしい国だと分かった。これは両国に行った人にしか分からないかもですが、どう考えてもベトナムの方がクオリティーが高いと感じました。 ベトナムに住んでる自分が誇らしく思えるほどで、これからの人生もベトナムと一蓮托生していきたい強く思いました。 以上で締めます。 ベトナムに感謝。
カンボジアまで行って帰ってきました。
— miraiwakirakira (@pokahonyasu) 2019年6月2日
ノンストップで帰ってたら1時間ほどで家に着いた。 カンボジアに行き、カンボジア人と接してみて感じたのは、やっぱベトナム、ベトナム人の方がはるかに質が高いわ。間違いない。ベトナムは本当に本当に凄い国だと思います。